今日、私があまり好きではない新聞社が『赤字申告の法人割合、過去最高の74.5%に。景気低迷による業績悪化影響か。09年度国税庁まとめ10月26日』という記事を載せていた。

これだけで「赤字=不景気」とは言い難いのだが、少なくとも3割近くの企業が不景気と言われる日本で利益を上げているということである。
同じ業種でも利益を出す企業と大赤字の企業と差が激しい。
何の差なのだろうか?

タラレバ経営の企業は依存心が強く、今後、更に厳しくなり倒産まで追い込まれていく可能性は高いだろう。

21世紀になり、「本物」しか残らなくなってきた。
誤魔化しや毎年同じことを繰り返しても、現状維持すらできない。

これだけ情報化社会になると、マーケットのニーズも多様化し変化する速度が速い。そこに対応するだけのビジョンと情報量をいかに持ち、サービスの質の向上を図るかがキーになって来る。

我々の業界も「保険屋さん」の時代は終わり、コンサルティング会社として確立させることが生き残る条件である。

勝ち組と負け組がはっきりする分かりやすい時代。だからこそ、「やりがい」がある。

常に3割に入るように努力を怠らないことが大切だろう。