現在、中小企業を悩ましているのは労務問題。
どの企業も100%ないとは言い切れない問題であると思う。
「うちはない」と思っている経営者がいるとすれば、それはかなりの認識不足。
後々勉強代が高くつく。
また保険で何とかすればいいと思っている経営者も時代錯誤もいいところで、早急に現在の常識と自分の考え方のギャップを埋めることをお勧めします。

経営者・幹部が「何とかしてやろう!」とお金・時間・労力を掛けた社員ほど大穴を開けて辞めていく。
そもそも何ともならない。
「できる人材」は、いろいろ手を掛けなくても成長する。
私は、現在の人の質を平均的に見た時に感情はほぼ捨てて観察するようにしている。
変なフィルターが感覚を狂わせてしまうので。

ルールの徹底を労使ともに行う。
「人がやるべきこと」と「自動化できる作業」を分別し、お金と時間のコスト削減を行うこと。
必要最低限の人数で最大限のパフォーマンスを起こせる仕組みづくりを考える。
特に事務系は生産性はないが必要な要素のため、無駄が多いと浪費につながる。
よって仕組化は必須事項である。

人数=リスク

現状と自社の労務運営のギャップにつけ込んでくるのが労務問題。
今までにはなかったような事例が多々あり対策を常に考える必要がある。
不真面目な少数派に足を引っ張られないように経営者が労務にも予算を組み、スキのない企業防衛策を確立すべきであろう。
弊社では労務に特化して、「対策」「モニタリング」「問題解決」をグループ会社「株式会社CIKS」と連携して取り組んでいる。
ここにきて評価が上がってきたことを体感してきた。
さらに加速させて中小企業の事業運営に貢献していこうと思います。