高校野球は監督の指導力ですべてが決まる!
甲子園で勝つためのチーム作りをイメージして選手をスカウトしていくのです。
「甲子園で勝てるチーム」を考えて選手をスカウトし、日々練習の中で本番を想定してそれぞれの役割を体に染込ませていくことが重要になります。
そしていざ本番です。
監督が野球の基本を知っているか知っていないかで勝負の流れが決まり、「勝つ確率」を劇的上げていくのです。
基本を知らない監督は、練習のときからズレた事を教え、「試合中に教えていない事をやれ」と命令します。
監督が野球を知っているという事は、選手も野球を知っているのです。
つまり、試合の流れを監督も選手も感じ取り、監督が何を考えているかを察知し、選手が自主的に実行できるレベルにあることが「勝つチーム」の条件なのです。

自分がやりたい事をやるというチームは、弱小チームの典型でその原因は言うまでもなく監督の無能さなのです。

これはビジネスにも置き換える事ができ、「どういうチームにしたいのか?」を明確にし、そのチームに必要な人財をスカウティング、そして日々の活動の中で、考え方を徹底的に刷り込んでいく。
軸になるところは同じであることを再認識させられました。

弊社も第2章に入り、「人」の入れ替えをしています。
私の中で決めているのは、知人は「情」をかけてもチームには入れない。
利用価値でしか見ない傾向が強く、「ナメた行動」をする者が多いからです。
きっちり面談して、本気でビジネスに取り組みたい人財を集めて、戦略的に「勝てるチーム」にしていきたいと思います。