「やっています」という方に限ってピントがズレたことをやっていることが多い。
「顧客満足度」は何なのかを常に考えて大量行動する。
行動しては分析し、改善→行動に結び付ける。
この行程は基本である。

保険会社のパンフレットなどやたら保険を売るためのツールを出して営業する方は、時代遅れもいいところだ。その営業手法は、保険会社が売りたい商品を売る販売代理の考え方だからだ。

目的・期間・リスク許容度などをインタビューで確認しながら必要な金融商品を当てはめていく。その金融商品の中に保険があるのだ。
保険だけしか知らなくて、しかも1社の情報しか知らなくて顧客満足度を高めることは皆無に等しい。

インターネットの普及により、「熱しやすく冷めやすい」。
情報がいつでも手に入るこの時代でニーズもめまぐるしく変わっていく。
だからこそ、経済に携わっている我々コンサルタントは常に時代の最先端で、クライアントにいつでも情報を提供できる環境づくりが契約後も大切になって来る。

一昔前までは、情報は人を介して入ってきていた。しかし今はインターネットでいつでも入って来る。しかも莫大な量の情報が好きなだけいつでも好きな時に手に入る。
人からしか情報が入らなかった為、重宝された長いお付き合いが売りになる時代はもう終わっている。情報を手に入れるのは人でなくてもいいのだ。しかし、我々の業界はそれを感じないぐらい老朽化している。

クライアント・マーケットのニーズを抜きにして、自己満足の「やっている」では、そう長くは持たないだろう。