最近、つくづく感じるのだが、「人生」も「経営」も「時」という視点で見ると、「限り」があるということである。

経営者は、1年間を決算し、収支のバランスを見ながら未来を描いていくのだが、この「1年間」という「期限」をしっかり守って事業を行っている企業は、ビジネスチャンスを逃さない。

なぜなら常に「時」を意識しているからだ。
ビジネスチャンスは「機会」である。
「時」を感じないとその機会が来ても何も感じないと思う。

年齢を見ても20代は永遠ではない。30歳になった時点で20代ではない。
これは当たり前なのだが、この平和な恵まれた環境の中では、「時」を感じずダラダラと過ごしてしまう傾向がある。

必ず「期限」があると自覚していると「時」はとても大切であり、一瞬一瞬が奇跡で本質的に「感謝」の念が湧き出てくるものだと思う。

私も含めて特に経営者は、この「時」を感じなくては、これから先、取り残されていくのではないだろうか?