保険会社の営業社員(日本社/外資系)は、営業の「やり方」が気になる方が多い。
これは、代理店になっても同じように考える方が多い。
営業社員であれば、このレベルでいいのだが、「社員」と「経営者」であることのちがいに気づかないと、代理店になってから、結局社員の時と同じ問題を抱えてしまう。

私は、同業者でつき合うのは、ほんの限られた人間だけで、あとはコンサルティングの専門家と言われる方、異業種で「攻め」に転じている経営者など、なるべく同業者とは距離をおくようにしている。

同業者は営業の仕方を語る者はいても、経営を知っている者が少ないし、うさんくさい者も多いからだ。
私は純粋に社会にお役に立てる「企業作り」「人作り」をしたいため、同業者は、限られた方で十分である。

早朝の経営戦略を考える時間は有効で、誰にも邪魔されない為、集中できる。
私は、「ビジネス」には興味があっても「営業の仕方」には興味が薄い。
なぜなら、ビジネスは「リサーチ力」が軸にあり、そこに向けて「傾向と対策」を打っていく事が基本なので、営業力など考えなくても、「ストレート」にメッセージを伝える事ができるからだ。

管下にもこの辺を意識させないと、つまらんやっとるのかよう分からん代理店になってしまう。
創造する力がどのビジネスにも求められる。
創り出すこと!
その根っこは「ビジネス」をやるか「営業」をやるかの選択によると思う。