私は、代理店増店・育成もビジネスで取り組んでいる為、保険営業の方と話をする機会が多い。
「なぜ、今の保険会社で保険業をしているのか?」という質問に対しての応えが、
「会社が好きだから」
「上司にお世話になっているから」
「保険を売ることが好きだから」
と返ってくることが多い。

「本気で言っているのかな?」と思わず思ってしまう。
私の考えは、基本的には保険会社は「メーカー」である。
代理店の中には取り扱っている保険会社を「うちでは・・・」という言い方をしている方もいるが、これでは「独立した代理店」とは言えないだろう。

なぜ、保険は「人を介して」買う必要がある商品なのだろうか?
メーカーの人間になりきっているコンサルタントから話を聞いても、それは「メーカー主義」の商品を買うことになる。

顧客満足度は、「顧客の立場に立てるポジションを確保する」ことから始まる。
そして、「コンサルタント=情報屋」としてお客様をサポートさせて頂くことを使命とする。
会社員が好きなMDRTという称号も大したことはない。
そんなことよりもどれだけのマーケットに貢献させて頂いたのか?
事業として地域に、社会に貢献するために全力を尽くしているか?
こんなことを考えて事業に取り組んでいたら、5年もすれば「手数料1億円事業」になると思うのだが、あまりに狭い領域で「保険業」を営んでいる方が多いのには驚く限りである。

独立することで、このビジネスの「真の貢献度」が見えてくるので是非、多くの方にチャレンジして頂きたいと願うばかりである。