サッカーや野球など、団体で戦う競技を見ていて感じることがある。
強いチームの選手ほど指揮官の指示を忠実に守り、結果に結びつける能力が高いということである。
当然監督(社長)は戦略家であり、戦術を知らなければ話にならない。
また、監督(社長)は、絶対であり尊敬される人間であることは外せない。
そして選手の選定も重要であり、意見を交換出来るレベルの技術を持った者を集めていかなければ、選抜メンバーとは言えない。
「人を見る目」は監督(社長)たる者、絶対に持たなければならない。

選手(従業員)選定の際、監督の出した指示を忠実に守ることが出来ない選手など、選ばれることはまずない。
しかし、ビジネスの世界では試合に出る気もない、努力をしない者までもが、レギュラー並みの「お金」や「待遇」を求めてくるケースが多々ある。
結果を出せない者など残れるはずもなく、「甘ったれた奴」は生温い空気を現場でもさらけ出す。
プロ意識の高い者程、食事中でも志事の話で盛り上がる。
対局的にうまくいっていない集団は、どうでもいい話で盛り上がったあげく、情報が取れる機会をガンガン失っていく。

監督(社長)の魅力/能力、そして指揮官の戦術を忠実に守り、パフォーマンスをあげる選手(従業員)の一体感が勝負の分かれ目になる。
「楽しむ」レベルではサークル。
「面白い」というレベルで初めてプロの世界。

弊社もプロ集団の構築という事で、新しい制度で9月からスタートする。
志事をしない者は論外、企業戦略に対して忠実で且つパフォーマンスを出せる者をレギュラーとして昇格させていこうと思う。