これは私の持論で決して正しいことでもないだろうが、喫煙者の時間とお金の浪費は大変なものであると思っている。時間とお金を振りまいた揚句、自分の健康と下手すればまわりの健康までも奪うから、私は喫煙は好きではない。

たとえば1日20本吸う喫煙者がいたとする。その方の習慣を見ていると一人で吸いにいくと5分弱、仲間と行くと10分を超えることがある。
ウダウダとくだらない話をして、気分転換をしてきました的な顔をして帰って来るのだが、吸っていない私から見れば営業時間中であるにも関わらず5~10分時間を失っていることに危機感を感じないのか不思議だ。

仮に3分喫煙に使ったとして1日に20本吸う方は、
3分×20本=60分(1日平均1時間)
1時間×25日=25時間(1ヶ月トータル)
25時間×12ヶ月=300時間(1年間トータル)
300時間÷24=12.5日(年間喫煙で使った日数)
10年で125日、30年で375日失うことになる。
30年たてば1年以上だ。しかもこれは3分平均にしている。仲間と楽しい喫煙所に行けば、10分以上使うのだ。もっと大きな数字になる。

出張に行く時などもヤニが切れたら吸わないといけないため、喫煙時間を考慮して移動時間を設定しなければならない。吸わない人間が同乗していたらその人の時間も奪うことになる。
ただでさえ移動時間は、生産性がないのに、それが余分にかかるのだからもったいない限りである。

プロフェッショナルというのであれば、時間の使い方はとても大切だと思う。
あくまでも煙草の考え方は私見だ。だが、喫煙者かそうでない人間かでは、明らかに労働時間に差が出る。
その差が、進化の差になると私は思っている。
だから、弊社では、100%ノンスモーカーを目指したいと思っている。